「浮気三昧の夫に呆れ果てて別居します。家を出る時に家具を持ち出しても大丈夫でしょうか?」弁護士に聞いた⑰

「会社経営の夫は事業が軌道に乗り始めた頃から、忙しいといってロクに家にも帰ってきませんでした。本当に仕事だと思っていたので体を壊さないか心配していましたが、LINEを偶然見てしまった時に浮気していたと知り、探偵さんに調査をしてもらいました。そうしたら単に浮気相手の家に泊まっているだけだった事が分かりました。最近では子どもにも無関心でDV気味になってきた夫に愛想が尽きたので、別居して婚費請求や慰謝料請求をしつつ落ち着いたら離婚しようと考えています。その時に家具等は持ちだしても財産分与の面から見て大丈夫でしょうか?」

専業主婦だった女性が夫と離婚することを前提で別居して暮らす際に金銭的な負担はなるべく減らしたいというのは当然です。ただ、家具などを持ち出すことは問題ないのでしょうか?

財産分与

『別居時の家財道具の持ち出しについて』弁護士に聞いてみました。

「当然ながら家具家電も財産分与の対象です。まずは話し合いや調停によりどちらが持って行くかなどを決めます。また、売却して現金を分ける場合もありますがアンティークなどの高額なものでなければ二束三文でほとんど価値は無いでしょう。財産分与に関してはそのケースごとに進め方などを決めたほうが良いものですが、今回のようなケースの場合は”家具は持って行った者勝ち”の可能性が高いでしょう。

夫の不貞行為による離婚前提の別居であり、浮気相手にも慰謝料請求をする予定であれば、浮気相手に内容証明郵便を送った段階で夫の心情としては穏やかなものでは無くなることは容易に想像出来ます。
恐らく、冷静に話し合いなどが出来る状況にならない可能性が高いので今後は弁護士を入れて進めるべきです。

ただ、数点気をつけていただきたいのは
・転居先を夫に知られないようにする
・自分で解決しようとせず弁護士に任せる
・別居の準備は悟られないようにする

この辺りを気をつけて進めて下さい。」

状況にもよりますが最低限必要な家具は、高額なものでない限り問題は無いケースのほうが多いようです。